予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?

世界の地震(マグニチュード6.0以上)の約2割が発生している日本。

日本においては、地震が起こらない場所はないと言われています。

それは、地震を発生させるプレートが日本付近で4つも接しており、全国に約2,000もの活断層があるためです。

そのため、いつどこで大地震が起こるのかわかりません。

予想されている大地震は?

高い確率で発生が予想されている地震がいくつかあります。

主なものは次の4つです。
  • 南海トラフ地震
  • 首都直下地震
  • 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
  • 中部圏・近畿圏直下地震
中でも、南海トラフ地震首都直下地震が話題になることが多いです。


予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?

(出典:内閣府の防災情報ページより)


発生確率の高い地震についてみていきます。

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南海トラフ地震

南海トラフ地震は、関西地方や四国地方の太平洋側だけに関係があると思い込んでいる人が多いです。

しかし、関東地方から九州地方までの広い地域に大きな被害をもたらすおそれがあります。

マグニチュード8~9クラスの大規模地震のため、強い揺れはもちろん、高い津波が発生することが予想されています。

そのため、被害は海沿いの街だけではなく、内陸地にも及ぶと思われます。

30年以内に約70%の確率で起こるとみられています。

南海トラフ地震

南海トラフ地震とは?南海トラフ地震とは?過去の発生状況・想定される被害は?

首都直下地震

首都直下地震は、関東地方で発生する大地震のことです。

東京都で起こると思っている人が多いですが、必ずしも東京都とは限りません。

東京都以外の周辺の県(神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)が震源地になる可能性もあります。

どこで起こるのかわかりません。


マグニチュード7クラスの大規模地震が想定されています。

首都圏での大地震なので、首都中枢機能がマヒすると考えられています。

そのため、首都機能を地方に分散させるべきだという声が上がっています。

30年以内に約70%の確率で起こるとみられています。

首都直下地震

日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震

日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震においては、多様なタイプの地震が発生しています。

過去に大地震が繰り返し発生しているので、近い将来発生する可能性が高いと考えられています。

検討対象地震に選定されているのは、次の8つです。
  • 択捉島沖地震
  • 色丹島沖地震
  • 根室沖・釧路沖地震
  • 十勝沖・釧路沖地震
  • 500年間隔地震
  • 三陸沖北部地震
  • 宮城県沖地震
  • 明治三陸タイプ地震
特に、根室沖宮城県沖での地震が心配されています。


根室沖では、マグニチュード7.8~8.5クラスの地震が想定されています。

30年以内に約80%の確率で起こるとみられています。


宮城県沖ではマグニチュード7クラスの地震が想定されています。

30年以内に約90%の確率で起こるとみられています。

非常に発生確率が高いです。

中部圏・近畿圏直下地震

中部圏・近畿圏の大都市地域直下で発生するおそれのある地震のことです。

地震は、活断層で発生し、マグニチュード7クラスと考えられています。

中部圏と近畿圏にある39の活断層が検討対象になっています。

予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?


予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?

(出典:内閣府の防災情報ページより)


過去500年以内に活動した活断層は、今後100年程度以内に地震は起こらないと考えて除外されています。

予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?

予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?

(出典:内閣府の防災情報ページより)


どの活断層で発生するかによって、マグニチュードは変わってきます。

想定されるのは7~8クラスです。

発生確率も異なります。


上町断層帯という大阪府内を南北に走る活断層があります。

もしここで地震が起これば、大阪市内を中心に大きな被害が発生すると考えられています。

マグニチュード7.5クラスの地震により、震度6強以上の大きな揺れが府内の大部分を襲います。

30年以内に約2~3%の確率で起こるとみられています。

地震は発生確率の高い場所で起こる? 

地震は、過去のデータなどを分析して発生確率が導き出されています。

そのため、確率の高い場所では地震が起こりやすいです。


では、地震は確率の低い場所では起こらないのでしょうか?

過去に起こった大規模地震についてみてみます。

震災・地震名及び発生日 マグニチュード 30年以内の発生確率
阪神・淡路大震災 1995年1月17日 7.3 0.02~8%
東日本大震災 2011年3月11日 9.0 10~20%
熊本地震 2016年4月14~16日 7.3 ほぼ0~0.9%
(数値は地震調査研究推進本部HPより)


発生確率を見て驚いた人もいるかもしれません。

東日本大震災については、3つの中では発生確率がもっとも高いです。

ただ、高いと言っても10~20%です。

10~20%なら、普通は起こらないだろうと考えてしまいがちです。

しかし、それでも起こったのです。


阪神・淡路大震災や熊本地震に至っては、0%にかなり近い数値になっています。

絶対に起こらないと言い切ってもよいような数値です。

このように低い確率でも地震は起こるのです。


これらのことから、確率はあくまで確率だと思っておいた方がよさそうです。

確率が低くても地震が発生することはあるのです。

実際、内閣府は現在のところ科学的に地震の予知は難しいという結論を出しています。

そのため、いつどこで地震が起こってもよいように常日頃から備えておくしかありません。

予想される大地震は?発生確率の高いところで地震は起こる?


上でご紹介した南海トラフ地震・首都直下地震の発生確率が70%というのは本当に怖い数値です。

地震は絶対に起こるものだと思っておいた方がよいです。

地震に備えて、さまざまな準備を行っておくことが重要です。

そうすれば、地震が起こった際に生き延びれる確率が上がります。

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