台風がやって来ると、気象庁やテレビの天気予報による台風情報から目が離せません。
台風の大きさや強さを事前に知り、台風に備えないといけないためです。
台風情報の中で、台風の進路予想図がたびたび登場します。
進路予想図の見方をご存じですか?
意外と知らない人がいます。
ここでは、台風の進路予想図の見方についてご紹介します。
台風の進路予想図とは
台風が近づくと、気象庁から台風の進路予報が発表されます。その時登場するのが進路予報図です。
世間一般で進路予想図と呼ばれるものです。
台風がいつどこへ到達するのかを予想したものです。
100%は当たらないかもしれませんが、台風の概ねの位置を知る上では非常に参考になります。
進路予想図の見方がわかれば、台風に関する情報を正確に把握することができます。
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台風の進路予想図の見方
台風の進路予想図の見方についてご紹介します。気象庁から発表された進路予想図から、現在の台風の位置と進路の予想がわかります。
現在から3日先までの台風の中心位置(予報円)、暴風域、強風域、予報円、暴風警戒域が表示されています。
(出典:気象庁ホームページ)
現在の中心位置
観測時点での台風の中心の位置を示しています。
発表までに時間がかかるので、もう少し進んでいます。
暴風域
平均風速が25m/s以上の暴風のエリアです。
強風域
平均風速が15m/s以上の強風のエリアです。
予報円
予報円とは、台風の中心が到達すると予想される範囲です。
台風は予報円の中心を進行するわけではありません。
この円の中に入る確率は70%です。
日にちが経つにつれて、予報円が大きくなるのは、1日目よりも2日目、2日目よりも3日目とだんだん誤差が大きくなっていく可能性があるためです。
台風の影響が及ぶエリアではありません。
日にちが経ったからと言って、暴風域や強風域が広がるわけではありません。
暴風警戒域
台風の中心が予報円内を進行した場合に、暴風域に入る可能性のある範囲を示しています。
台風の進路予想図の見方がわかれば、より早く台風への備えを行うことができます。
避難を早く行うこともできます。
非常に役に立つので知っておいて損はありません。