地震が起こるのは自宅とは限りません。
街中を歩いている時やスーパー・コンビニなどで買い物をしている時にも起こります。
そのような場合はどうすればよいのでしょうか?
ここでは、街中にいる時に地震が起こった時の対処法についてご紹介します。
街中を歩いている時、地震が起こった場合どうする?
街中には、危険がたくさん潜んでいます。場所によって、危険の種類はさまざまです。
住宅街を歩いている場合は、ブロック塀が倒れてきたり、瓦が飛んでくるおそれがあります。
家屋や電柱が倒壊することもあります。
なるべく家屋や電柱、塀などに近寄らないようにしないといけません。
繁華街を歩いている場合は、さらに危険度が増します。
住宅街に比べると、危険の種類・量ともに多いためです。
ビル(ショッピングモールなどを含む)はガラス張りであることが多いです。
ガラス片が落下してくると非常に危険です。
さらに、看板の落下や自動販売機の転倒などのおそれがあります。
ビルなどの建物が倒壊することも考えられます。
歩道橋は、古いと倒壊のおそれがあるので危険です。
街中の危険から逃れるためには、できる限り物がない場所に避難するのがベストです。
ただ、繁華街ではなかなかそのような場所は見つかりません。
そのような場合は、ガソリンスタンドに避難するとよいです。
ガソリンスタンドは、消防法や建築基準法の厳しい条件で建設されています。
そのため、つくりは非常に頑丈です。
しかも、日本においてガソリンスタンドが地震の火災で爆発した例はありません。
助かる可能性が高くなります。
繁華街では、外にいるより建物の奥まで入った方が比較的安全です。
屋外を避難する場合は、カバンなどで頭部を守ります。
上下左右のすべてに注意しながら慎重に行動しなければなりません。
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スーパー・コンビニで買い物中に地震が起きたらどうする?
スーパーでは、揺れによって商品が散乱し、ショーケースが割れてガラス片が飛び散るおそれがあります。頭上にも注意が必要です。
天井から吊されている看板や天井板、蛍光灯のガラスが落下してくるかもしれないためです。
大きな揺れを感じたら、カゴで頭部を守りながら身をかがめます。
スーパーでおすすめの避難場所は、従業員出入り口の前です。
ここは物が少ないためです。
ただし、従業員の出入りには注意が必要です。
バックヤードの中まで入ると、物が多いので危険です。
揺れが収まったら、従業員の指示に従います。
揺れている時にスーパーの外に出るのは危険です。
出入り口のガラスや看板が落下してくるおそれがあるためです。
人が殺到して二次災害が発生することもあります。
慌てて外に飛び出ないようにします。
コンビニで気をつけなければならないのはレジ周りです。
レジ周りには、コーヒーマシンなど重いものがたくさんあるためです。
おでんなどの熱い物も置いてあります。
地震が起こった場合の対処法は、スーパーと同じです。